いよいよ作り方の説明です。簡単ですが、くれぐれもケガをしないように気をつけてくださいね。
いよいよ製作にかかります。ドリルを使うと粉が出ますので作業エリアを決めて、周囲を片付けましょう
周囲を片付けたら古新聞紙を敷き、床を傷つけないようにします。
電動ドリルがコード式の場合は作業エリアまでコードが届くか確認して、必要に応じて延長コードなどを使用してください。
主材の板をA側面板、B上下板、C正面板の種別毎に積み重ねて並べます。このときに木目の向きも合わせておきましょう。
組み立て図を良くみて、全体のイメージを掴んでください。
手順は順を追って説明していますが、どの部分を作っているかをイメージすることが大事です。
組み立て図が手書きの写真なので見にくいことはご容赦願います。画像をクリックすると拡大図が表示されます。
下記の要領でA側面板の上下にそれぞれ3箇所のネジ留め用の穴をあけます。
B上下板1枚を下に置き、横からA側面板をあてて、板厚のラインを引きます。
ネジ穴の間隔は下の写真の通りですが、厳密である必要はありません。目分量で良いでしょう。
一つ目印をつけたら後は突き合わせてコピーしていきます。
穴あけは2~2.5のドリルで垂直にあけます。突き抜けて床を傷つけないよう、穴をあける板の下にB上下板などを敷きかさ上げしておきます。さらに、持ち帰った端材などを下に敷いておくとよいでしょう。
ドリルは横から覗き込まず真上から見るようにします。ドリルを力まかせに押し込まず、ゆっくり力をかけてください。
ドリルが突き抜ける瞬間は特に慎重にゆっくり力をかけます。ドリルが突き抜けたら逆回転をかけながらドリルを抜きます
同様にして、側板2枚に1枚当たり6箇所の穴あけをします。
C正面板の角に磁石をあてて目印をつけておき、ビスをねじ込む位置を決めます。
ビス位置は角に寄り過ぎると板が割れることがあるので、できるだけ角から離した位置にします。
位置を決めたら下穴をあけます。深さは3mm程度で、くれぐれも板を突き抜けないようにしてください。
あけた下穴に⑤のタッピングビスをねじ込みます。ネジ頭が浮いているのも良くありませんが、ネジ頭が板にめり込むほどねじ込む必要はありません。角を割らないよう慎重にねじ込んでください。
L金具に磁石を貼り付けC正面板に取り付けた⑤タッピングビスにくっつけます。
B上下板の上にC正面板を立てかけ正面板にくっつけたL金具の位置を合わせます。
位置はC正面板がB上下板の端に合うようにして、L金具はB上下板の端に寄せます。
B上下板の端からはみ出すとA側面板をぴったり取り付けれなくなるので、はみ出さないように注意して位置あわせをします。
位置を合わせたらネジをねじ込む穴に印をつけます。
印を付けたところにドリルで下穴を空け、L金具を④皿頭ネジで留めつけます。
C正面板を斜めに置き、B上下板をあてて台にします。
台の上にA側面板を置き、B上下板をぴったり合わせます。
B上下板がずれないように押さえなが、A側面板の下穴にドリルを通し、B上下板の側面に下穴をあけます。
B上下板の2枚の側面にネジ込みようの下穴をあけたら、いよいよ接着です。
B上下板の側面に木工用ボンドを塗りつけます。板で押さえつけてもはみ出さないように適量をつけます。
ボンドを付けたB上下板にA側面板を位置を合わせながら置き、③皿頭ビスをねじ込みます。
反対側のA側面板取り付けるときは、C正面板をはめ込んだ状態で行ってください。こうしないと、あとからC正面板が入らないことがあります。
両側のA側面板を取り付けたら正面板に穴あけします。組み立てた上体で正面板に対角線を引き中心を確認します。
指穴あけようのドリルにして、A正面板の中心に穴をあけます。
正面、背面とも指穴をあけたら、A正面板をはずし、中を掃除して磁石をL金具に瞬間接着剤で接着したら完成です。
お疲れ様でした。